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BubbleUPnP ServerでMarantz NA6006をOpenHome化する2024.02.01
Note
ネットワークオーディオのレンダラーとしてMarantz製のNA6006を使用しているが、純正コントロールアプリであるHEOSがなかなかどうして使いづらい(ジャケットの表示とかめっちゃ遅い)
評判の良いLINNやfidataを使えるようにするために、SynologyNASに「BubbleUPnP Server」を導入してNA6006をOpenHome化する。
BubbleUPnP Serverを起ち上げる
DSMからContainer Manager(なければパッケージセンターからインストール)から「bubblesoftapps/bubbleupnpserver」をダウンロード。
イメージから実行。詳細設定はネットワークを「host」にするだけ。 これでもうBubbleUPnP Serverが起ち上がっているので、
http://XXX.XXX.XX.XX:58050
赤文字をNASのローカルIPアドレスに書き換えて設定画面へアクセス。ポート番号58050を忘れずに。

BubbleUPnP Serverの設定
アクセスして最初は「Network and Security」タブに飛ばされると思うので、Public host nameにDDNSを入力(始めから入力されていたアドレスは削除してOK)LoginとPasswordも入力してApply。
Statusタブに移動すると「ポートが開いてねぇぞ」ってエラー文が出てるので開けに行きます。開け方はこっち。 ファイアウォールを設定しているなら同ポートを許可してあげないとダメ。 おk この状態でNA6006(レンダラー)の電源を入れると「Media Renderers」タブに現れてOpenHome化できるようになる。Gapless playbackなどの各種設定はお好みで。
僕ずっと再生機器のこと「プレーヤー」って呼んでたんですけど、最近は「レンダラー」の方がナウいらしいです。
LINNのインストール
数あるOpenHome対応のコントロールアプリの中から今回は「LINN」を選択する。「fidata」も国産で良いアプリだと思う。

Linn fidata Music App
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LINNを起動すると本来LINN製のレンダラーしか表示されないシステムタブにNA6006が現れるようになる。ブラウズのMinimServerから音源を選択して再生できればオーケー。fidataでもUIこそ違うもののやることは殆ど同じ。
快適なネットワークオーディオ環境を
LINN、いいよね。いい…。

最終的にfidataではなくLINNを採用したのはスマホ版との同期が完璧だから。
iPhoneでシークバーを動かすとiPadの画面でもそっくりそのまま動いている。その点でfidataはどちらかのジャケットが更新されなかったり、一時停止ボタンが効かなくなったりと後れをとった印象。


LINN製品そのものはとても手が出ないので、NA6006と同じMarantz製のSACD 30nとか欲しいなーと思ったりしている。



参考にさせていただいた偉大なる先駆者様方

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